2002年5月16日   ふるさとでお買い物

 休みだったので、実家に帰る。当然休みなど、一日しかない。お正月に連休をもらい、4月に連休をもらったけど、いずれも2連休。どこか旅行でも行きたいのに、なかなかそうもいかないのが辛い。でも、実家に帰ればおいしいキャベツが4玉もらえる。食事ぐらいおいしいものを食べたいので実家に帰る。高速使って一時間、下道で行けば2時間半、電車で行ったら3時間。そういうところに我が家はある。当然、高速で帰る。

 帰ったその日に尾口君を連れ、岐阜のラーメン屋さん「ごあす」で鹿児島とんこつのラーメンを食べる。にんにくが効いておいしい。そのあとはガストでなんか食いながら喋った。ガストにココアが出ていたのが嬉しく、それなりに楽しい時間を過ごす。

 家に帰る。家では、ふろが沸いているのが嬉しい。ゆったりとしたあと、まだ毛布がある布団で、そのまま寝る。眠たくて、疲れているので、それでも気持ちよく眠れた。いろいろと悩みはあるのだが、そういうものも、何とも無く。それが実家の持つ安心感なのだろう。

 明けて16日。夏服を買いにジャスコに買い物。関のジャスコ、「サンサンシティーマーゴ」には最近ユニクロが出来た。早速ユニクロでビジネスシャツを買おうとすると、1900円、また微妙な値段だ。尾口君は安いやん、というけどそうでもないだろう。この間よしずやでは確かに2000円チョイしたが、年末に行ったイトーヨーカドーでは500円だった。しまむらでも多分1000円を切る。仕事で着る服なんてどうでも良い(服自体どうでも良い)、から、ジャスコゾーンに行ってみると、トップバリューで880円だった。やっぱりそんなもんである。ファーストリテアリングの前年割れが話題になっているが、実際デフレが止まった感がある世の中で、トップバリューだとセービングプライスだのEプライスだの出て来ると、ユニクロだって一人勝ちはできんと言うことだろう。もともとユニクロはブームになっただけで、実際地道な企業だから、一人がちではなく、あくまで勝ち組にまわったと言うそれだけのことで、社長(現会長)もそのへんはよくわかってらっしゃるらしいが、正直言って、ユニクロは店が多すぎると思う。変えろとはいわないが、スパイスはいると思う。なにせ、高温多湿の日本で、はやりすたりのある衣料品、日常生活に入り込むのは難しいのである。服がないからユニクロ行こう、とはならないだろう。

 まあ、どうでもいいから、服とネクタイとを買う。ネクタイピンが欲しかったが、見当たらなかったので探さなかった。どうも、情熱が薄いらしい。後、妙なたこ焼き矢が出来ていたので、食ってみたが、作りおきだったのであんまりおいしくなかった。

 そのあとは食事。ふるさととはいいもので、僕がどんな状況でも、大して変わらない。ふるさとだからと言うわけでもないが、岐阜県関市は本当に代わり映えしない町だ。なにせ交通の便が悪くて夏は盆地で蒸し暑く、全国屈指のすごし難さ。冬は雪はほとんど降らないが、盆地だから底冷えして雪国並みの寒さを誇る。しかも雪国じゃないのに年に一度だけ大雪がふる。雪国じゃないから年に一度だけのことには対策など練られず、交通機関が麻痺する。ラジオの入りも悪いし、ケーブルテレビも無ければ、気の効いたインターネットのプロバイダも、買い物に便利な商業施設もさほどにない。住みにくい事この上ない。

 のだが、自然があって、四季があって、日本地図の真中だから、交通の便が悪いなりに何とかどこでも行け、それなりにまとまった商業施設があって、代わり映えしないこの町が、何故だかわからないのだが、けっこう好きなのである。

 そんなこんなで一日が終わる。今度は、気候もよければ、交通の便が良く、住みやすい事この上ない津島の自宅。何故だかこの町が、あまり好きにはなれないのである。 

2001年12月13日   ボーナスの使い道。

 ボーナスが出て、じゃあ派手に使って憂さを晴らそう、と思っていたので、そこらに買い物でかけるように。まずは自分の職場でHiFiビデオを買う。

 さて、何をしようか、と思い悩んで、やっぱり暴飲暴食だろうと。そういうテーマで尾口君と10日に出かける。尾口君が小動物を買いたいというので、まずは日野のマンモス(※日野は岐阜県の地名、マンモスはホームセンター・プライベート日記なので固有名詞が出る)にペットを見に行く。フェニックギツネが売られていたり、猫がやたらかわいかったり。それなりになごんで次。トマトアンドオニオン関店に行く。日替わりランチを頼む。いつもいる女の子が、昼にも働いていてビックリで、またさんざんにくつろいで次。各務ヶ原のロックタウンへ行く。ロックタウンをぶらぶらしながら、ペットフォレストというペットショップへ。犬がやたら毛並み良かったりしてなごむ。シマリスとか、ももんが、手乗りブタが売っていたのなんともラブリーだった。それと、ハムスターが程度が良く、ジャンガリアンが480円だったのは驚いた。でも、ブルーサファイアは380円だった。別に大きくなってもいないのに、いったいどうしたもんだろう。さんざんになごんで次。結局いつものボウリング場。調子が悪く、アベレージ120。イマイチ。仕方がないからふてくされながら帰る。晩御飯は、トマトアンドオニオンにまだいつもの女の子がいたので、気まずいので、ココス関店に行く。グラタンとステーキを食べるも、くどくてとてもではなかった。機嫌を悪くして帰る。

 リベンジを期しながら、13日。またもペットショップを目指し、ドライブがてら真正町のリバーサイドモールに行く。リバーサイドモールはオープンなつくりがおしゃれで、建物の中ながら、まるで町の中のような感じ。レンガ風の建物や、ファッションショップが立ち並び、観覧車や、ユニクロを中心とした若者向けのつくりだ。が、なんと言っても田舎にあることと、温泉があったり、パチンコ屋があったり、飲み屋があったり、僕らのようなあまり町慣れしていないような人たちにも浮いた印象を与えないのが嬉しい。おばあちゃんとかもいるし、ごちゃごちゃしていないのが好印象だ。回転寿司で、おいしい寿司を食った後、そこらをふらふらしながら、すっかり高揚した気分でペットショップに入る。それなりになごんで次。こういうところは彼女と行きたいなあ、と尾口君と話しながらいつものボウリング場。アベレージ135はまあまあで、上機嫌。尾口君はアベレージ170を出していた。別に良いけど。

 帰りはトマトアンドオニオン関店に登場。スパゲティーとケーキを食べて楽しく過ごす。

 しかしながら。

 いつもの休日とさほど変わらない。

 まあ、いいや。 

2001年12月3日   寝不足気味

 せっかくの休日にもボウリングばかりやっていたので、体が重い。そういうときに連勤になると、かなり気が重かったりで。たかが3連勤だが、疲れているので辛い。

 一時期体調を崩して、何も出来ないで寝ていたときがあって、それ以来ずっと体調がいいのだが、おかげで無理して寝不足が続いている。無理するなら遊ばなきゃ言いんだが、多分他人より遊んではいない。他人と同じか、少し少ないくらい遊ぼうとすると、寝不足にならざるをえないのだ。結局、なんで寝不足になるかの理由は、以下のとおりである。

・ ネットで情報収集する。

・ マンガを読む

・ ゲームする。

・ 休日に遊びに良く。

 実に普通の人だ。しかしながら、僕が学生時代の寝不足の原因だった、「読書」と「テレビ」と「ドライブ」は入っていない。夜更かししてさえ、満足に遊べないし、充実したプライベートは送れないのだ。ただ、そんなことは大きな問題ではない。まだ原因がある。こっちが大きな問題だ。

・ 体が労働に耐えず、通常の人より長い睡眠時間を必要としている。

・ 栄養剤を飲んでしまう。

・ 寝るときに考えちゃって眠れない。

 さあ、困った。困ると考えちゃうから考えない。

 さてと。

 そんなこんなで寝不足を追っ払って仕事に行く。仕事から帰る。さて、帰宅時間が11時というのがまずもって問題だが、あまり深く考えないで、まずメシを食う。食い終わったら風呂に入る。12時。明日は遅番なので、10時まで寝ていられる。明日の準備、今さら新聞、その他もろもろで1時になる。で、現在4時前なのだが。 ネットサーフィンとちょっとしたホームページ更新だけでこの時間になってしまった。

 不毛だ。

 明日はいいひだとイイなあ。

2001年11月29日   休日

 休日だけど早めに起きた。といっても昼。すっかりこういう生活だ。ただ、それでもちょっと無理をしている。

 結局辻君と時間が合うのがこれぐらいの時間しかないのだ。尾口君も集め、ボウリング大会。11ゲームもやったが、久しぶりに145のアベレージが出た。あとの二人は160と150、レベルの違いが有るが、もう少しだ。

 そのあとはトマトアンドオニオンで食事する。本当に女の子がかわいい。今日は新顔の女の子だったが、愛想良く接客してくれた。もちろん、男性のウエイターさんも、やけに丁寧で、すっかり満足してかえる。

 家ではコタツを出した。空気が乾燥しているのに、日に日にキューティクルが良くなっているので、ちょっと気持ち悪いが、髪形を変えて遊んでみたりした。なんということもない休日。

 だけど、こういう休日があると、文字通り、生き返るのだ。

2001年11月27日   今日の初体験

 昼から出勤なので昼まで寝る。当然の話。メシ食って家を出たら、トヨタカップをビデオに取り忘れた。朝っぱらから景気が悪い。あ、もう昼か。

 そこそこ頑張って仕事してたら、万引きらしき人が。金髪の髪で、いかにもな女の子だが、ティッシュを持って、堂々と正面玄関から出て行くので、確認しようとついていったら逃げ出した!

 こっちがあっけに取られるも、とりあえず間違いなく万引きなので追いかける。女性、まずトイレットペーパーとティッシュをほっぽりだして逃げる。見れば、大衆品を盗んでいる。もっといいもの盗めよな、とおせっかいを焼きながらも無言で追っかける。

 すると今度はバッグを逃げ出しエンジン全開で逃げ出した。のあ、化粧瓶が!割れたらどうするんだ!と思って商品を確認する。大きなマフラーまでほっぽり出している。とりあえず割れているものがなさそうなので追っかける。

 そうすると女性、金髪を振り乱し、ブーツを鳴らして畑の中へ。こちらは最初有った差から縮まったのが、さらにほっぽり出した商品の確認でちょっと広がりもとのもくあみ。それでも体力自慢で鳴らしたこの僕が、負けるわけがない、と思ったら、靴が脱げた。だから新品の靴なんか嫌いだ!!!もう一回履きなおしていくも、靴ヒモがほどけている。これで畑の中を走るのは結構難儀だ、と思いながら走る。

 そうすると、今度は民家の庭の中に女性が逃げる。なんちゅうところへ逃げていくんだ、と思いながら、足を引きずって追っかける。すいませ−んと女性が怒鳴り、民家のおっさんの前を横切る。

「万引きぃ!!!!」

と僕も叫んで追っかけるも…。女性、民家のおっさんを突き飛ばして逃げる。

民家のおっさん、まず女性に対し、「なんじゃおめー」と叫ぶと、僕を呼び止め、「なんじゃ?」

と詰め寄る。突き飛ばされたおっさんをそのままにするわけにいかず、ここでジエンド。なんでも、おっさん、僕をやくざの兄ちゃんと勘違いしたらしい。初の捕り物は、失敗だった。たのむぜ…。

 帰り。近所のボーズがこっちをじろじろ見る。そりゃあ白昼おっかけっこしてりゃあ、おかしいわなあ。そして、女物のかばんをひろって、赤いマフラーを拾って、すごすごとあるく。周りの視線が痛い。

 ティッシュとトイレットペーパーを拾い、戻る。盗んだ商品は化粧品と日用品など多岐に及び、その他ファッションセンターから下着やらなんやら盗んでいた。被害総額は、一応ゼロ。未遂で6000円、近所のファッションセンターあわせると結構な額になる。その上、バッグがどこかから盗まれたことを思えば、やはり、女性病気らしい。警察に届けるも、多分何にもないんだろうなあ…。

 ああいうやつを世間にのさばらせて置いちゃいけない。

 正直者が馬鹿を見ては、絶対にいけないのだ。

2001年11月26日   珈琲で一息入れる。

 25日午前一時。ストレスがたまって一木君を無理やり連れ出してカラオケにいって騒ぐ。学生時代ならこんな寂しいこともなかったが、彼ぐらいしか出てこれないので仕方がない。

 そのまま家に帰って寝る。起きたら夕方5時だった。そのまま家に居ても良かったが、起きているのが辛い。このままでは寝てしまう。そう思うと、尾口君に電話した。ご飯を食べた後だが、トマトアンドオニオンにだべりに行く。

 トマトアンドオニオン関店は、女の子がかわいい上に、適当にすいているので居心地がよい。珈琲を五杯も飲んで2時間居座った。たまにはこういう日も必要だろう。

 で、結局何かしようとして何もしない一日だった。だんだんワンパターンになってきたので、打破しなきゃいけない。

 サッカーでもして体を動かしたい。

2001年11月22日   しばらく休養

 ここのところ、仕事をすっごくやって、遊びも適当にやってたけど、しばらく休養しましょう、ということで、今日は不必要に遊んでしまった。ボウリング17ゲーム。ほとんど義務化している。 

 先日しし座流星群を見てきまた。尾口君と一緒にしし座流星群を見に行こうという話になり、お酒とおつまみを買い込んで車に乗り込む。適当に走っていても、街灯がある場所ばかりなので、しばらく車を走らせると、岐阜県美濃市のもみじ谷へ。ここで迷子になり、尾口君が「ここでええやろ」というのも無視して、さらに奥地へ。やがて小一時間車を走らせて、ついに洞戸村の田に近くの段々畑に車をとめた。午前1時。非常に寒い。早速お酒を飲んで体を暖めようとするも、寒すぎて酔わない。よって体を暖めて、寒さで覚ましてもう一度家に帰ろう、という作戦は見事崩れた。逆に、場所を変えようとしても、お酒を飲んでいるために移動できない。飲酒運転は絶対にしないという考え方なので、ここはひたすらガマンして、星を見る。

 しかしさすがにすごかった。何十年に一度という彗星や、流星群は3年に一回ぐらい来ているような気がしてならないが、真っ暗闇にきれいな星が出ているのはを見るのは、いつでも感動する。しかも、流星群だ。本当に、すごい景色を見た。最初は願い事でもしようというつもりでいたが、結局お金に帰結するので、馬鹿馬鹿しくなって風景だけを見ることに。さらに、流れ星が出るのを当たり前に感じるようになって数を数えるという、ロマンもくそもない世界に。それでもきれいだったというのが、この自然現象のすごさだろう。

 惜しむらくは、一緒に見たのが 男友達だったことか…。

「うお、すげえ!!」

「今のはでかかったぞ!地球に落ちた!!!」

「5ついっぺんに流れたぞ!!」

子供に戻れてよかった。

 2時間もすると、完全に酔いは覚め(最初からほとんど酔わなかったが)、寒さに耐え切れなくなって家に帰った。家に帰って見上げると、まだ星が流れていた。 何か良い事が有るとイイなあ。

2001年11月10日   福井にやってきた。

 11月9日午後10時30分。ちょっと肌寒い中、車のエンジンをかけた。ミスチルのベストをかけながら、ベージュのシャツにジーパンのいつものカッコに長い付き合いの色あせたハーフコートを羽織って、車を美濃インターにのせる。車は快適にスピード違反しながら、110キロで白鳥インターまで突っ走り、そこから中部縦貫道。和泉村は6℃しかない。和泉村を抜けると、大野街道を通って、大野市から、福井市へ。せっかく飛ばしてきたのに、大野からはパトカーをちらちら見たので、前の車に合わせて法定速度で福井へ。11月10日午前0時30分。二時間フラットで行程135キロの道のりを結んだ。最近は常にこれぐらいの時間でやってくる。なれた道というものは恐ろしいものだ。

 職場で買い込んだお土産を手に、小林ヒロノリの家に入る。妙に高いテンションで、お土産を与える。ハンガー、つまようじ、バスロマン、そしてカメラ付きフィルム。ハイテンションでもって、ラーメン屋へ行く。福井の天下一品は味が落ちたとヒロが言っているが、実際入ってみると、ひどくまずい。なんとか流し込んで、適当にお店を回ると、ボウリング場でボウリング。適当に騒ぐと、帰って寝る。「帝!帝!!」とかいいながら。

 11月10日、午前11時。起きたらそのまま医者に行く。ヒロの診療代を収めにでかい病院に入る。きょーびの病院はやたらときれいで、やたらと人が居て、なんだか、町の中のようだ。この状況が、どうにも健康的なのか不健康なのかわからないが、とりあえず受け付けのお姉さんがきれいだったのが印象に残った。で、いつものように回転寿司。アトムボーイの本店に顔を出す。アトムボーイの本店は、以前南部さんというオジサンが「ハイどうぞ、ハイハイどうぞ!」とずーッ徳地にしながら握っていたが、今日はメガネのおっさんらが元気よく声を出して握っている。僕らは中屋敷という職人さんの前に座った。

「ハイ、あげたてのポテトが回りました。ポテトは寿司に良くあうんです。」

「はい、なんと言っても一番人気、ぶりです、ぶりなんです。」

「牛肉、牛肉もまわっていますよ。牛肉は安全です。もちろん、おさかなも安全です。」

「ハイ、うにはしまじろうくん、お願いね。うちの息子もしまじろう君が大好きです。」

「ハイ、嫌いなのは全部南部君に回して、僕は赤いの握りますよ。」

「当店名物下手くそな、鉄火まきが回りだしました。」

「食事の後には、ケーキ、ケーキですよ、当店ケーキは手作りでございます。」

などと、たいへん活気のあるお店で、イキのいいお魚を食べて、僕らは満喫して帰ってきた。そのまま一度家に帰って、サッカーを見ながら、ビデオをセットし、ふらりと母校を訪ねてくつろぐと、また帰ってビデオを見た。

 でトンカツ食べて薬局行って、午後9時30分。家路につく。

 適当に飛ばしたが、トラックにつかまって、午後11時50分着。ほとんど疲れただけの、いつもの休日だった。

2001年11月6日   風邪をひくと世の中がとまる。

 風邪をひいている間に、桜庭がシウバに負けていた。

 風邪をひいている間に、中京大中京が東海大会を優勝していた。

 風邪をひいている間に、ダイヤモンドバックスがワールドシリーズを勝っていた。

 風邪をひいている間に、シリングとジョンソンがMVPになっていた。

 風邪をひいている間に、タモリが入院していた。

 風邪をひいている間に、世の中は進む。世の中の流れはさほど速いとも思わないが、二日も寝込むとさすがに遅れをとってしまう。でも、たかがこれだけのことしか起こらなかったのかと思うと、日本は平和なのだと思う。

 だけど、風邪をひいたから仕事が出来なかった。風邪をひいたから、遊びにいけなかった。風邪をひいたから、元気がなくなった。これは結構大変だ。危機的状況だ。

 だから、風邪が治ったら、またトマオニで食事しよう。風邪が治ったら、またボウリングに行こう。風邪が治ったら、いやだけど一生懸命働こう。風邪が治ったら、風邪がなおったら、もう一度、時間を、もっと早く動かそう。 

 

 さてと、いよいよ明日、日本代表VSイタリア代表。風邪の全治に最高の試合を見せて欲しい。どうせ勝てないと思う。だけど、是非勝って欲しい。あるいは、勝てると思わせて欲しい。頑張れよ! 

2001年11月2日   だってまだ24歳、子供だし

 休みの日に夕方まで寝るのが癖。ひたすら眠っていたら6時になった。ご多分にもれず、ぶつ切り睡眠だ。睡眠の間にも母親はおいしいご飯を作ってくれたので、部屋に持ち込んで食べる。昨日から前の田んぼでなんかの糞をまいているので、近所周りみんな臭いので、部屋から出ないか家から遠く離れるかしないと、息も出来ないような状況である。

 家でじっとしていたいが、締め切っている自分の部屋以外はどうにも匂うので、車に乗って出かけることにする。辻君に電話したらいたので早速トマトアンドオニオンで食事する。晩御飯は焼肉牡蠣フライ定食。カロリーの王様だ。辻君はビールと枝豆。すっかりおっさん。トマトアンドオニオン関店は、ご飯がおいしいのと、珈琲がおいしいので僕と尾口君の行きつけである。だいたい僕がどこかで食事しよう、というとわけのわからない店に突撃してみるか、トマオニに行くかどちらかである。なにせ、店員の女の子のクオリティーも結構高い。今日もかわいい店員さんに案内されて、上機嫌でご飯を食べていたら、食べ終わったころに「ご注文はお決まりですか」と店員さん。へ、と思ってみたら、店員さん大照れしながら言い直して「こちらのほうお下げしてよろしいですか」だと。見れば新顔の店員さんで、この子がまためちゃくちゃかわいいので、辻君とすっかり上機嫌で店を出た。すっかりおっさん臭くなってきたが、考えてみれば男なんて何歳でもこんなもんかも知れん。

 例によってボウリング。隣の女の子がマイボールを繰ってカーブカーブ。非常に巧いので辻君がすっかりライバル意識を燃やして、ボウリング上のボロボロボールで、ストレートをゴロゴロ対抗。僕はいつものようにあがったり下がったりを繰り返しながらアベレージ120だったが、辻君は200を交えながらアベレージ160。「調子ワリぃ。」とこぼしながら、5連続ストライクなどで結構注目を浴びていた。僕はさんざんいろんな投げ方を試しながらレクリエーション。スコアなんてどうでも良いボウリングはストレス解消。明るければキャッチボールでもしたいが、仕事の関係で明るいうちに遊ぶことなど出来なくなってしまった。だからいつもボウリングは本当に楽しんでやる。今日も10ゲーム。

 終わったらかわいい女の子を見に、またトマトアンドオニオンに行く。帰っちゃった。少し太めの兄さんが接客してくれたが、僕らは大不満だった。が、そのお兄さん、やたら接客が一生懸命で好感を誘う。頑張っている人間はいつ見ても気持ちがいいもんだ。怒るわけにもいかず、またビールと枝豆を堪能する辻君に、カレーを食べる僕。でぶや状態で馬鹿話する。まだ若いなあ。って言うか、人間、仕事しなければ、いつまでも、子供なのでしょう。

 「また月曜日に行こうなあ」と約束して辻君と別れる。明日も楽しい日でありますように。

 と思っていたら、家が臭かった。早速ブルー。災害だ、まるっきり。明日は臭いが収まりますように。 

2001年11月1日   パンチドランカー

 朝一出勤だから速攻で起きる。朝6時起床の、6時20分出動。職場に着くのが7時。休みの日は夕方まで寝ていて、朝一は6時、朝番が8時、遅番で9時半。それがローテーションではなく、不定期に回るからたちが悪く、体のリズムもあったもんじゃない。ついに最近は7時半と8時半に必ず目がさめるようになってしまい、睡眠のぶつ切りに悩まされている。いくら栄養に気を使っても、体がリズムどうり動かないから、大変だ。睡眠も、食事も、排便も運動量も、全部不規則。おおよそやる気も起きないような毎日。それでも自分の仕事はやる気を起こさなきゃ出来ないことが多いから、強制的にスイッチをいれて必死で頑張ってみる。

 「おっはようごっざいまぁぁぁす!!!」

と挨拶すると、みんな苦笑して、うらやましそうに

 「元気だねえ」

という。季節の変わり目でみんな風邪をひいたらしい。多分、僕もすでに風邪だ。まだ発症していないだけだ。逆に言うと、体が休んでないので、発症するタイミングを逃しているだけのようだ。ということは、休憩でも入れた日にゃ、間違いなく次の日に、大波、しかも特大の風邪の波が押し寄せる。怖い。しかしながらも、がんばらないとみんなに迷惑がかかるので、無理に元気出してやっているとみんなうらやましそうに見るから、なんともいえない気持ちになる。でも、同情されるよりいいから、頑張ってみる。 

 おかげですっかりいろんなことをたのまれるようになってしまった。元気なのがほとんど僕一人のようなのだ。おかげで昼を待たずに、電池が切れる。休憩。たかが珈琲一杯で元気を充電できる自分が誇らしいが、ともかくも、電池半分は行った状態で仕事をこなし、どうにかこうにか一日を終えた。明日は待望の休みだ。そして、風邪の大波が押し寄せる、休みだ。怖いけど、嬉しい。

 

 毎日やる仕事は違うのだけれど、みんなには僕の動きが毎日一緒に見えるようで、すっかりいじめられキャラ、なごみキャラとして定着してしまったようだ。職場屈指の運動量を誇る僕だが、そのうち職場のほとんどの人から「泉ちゃん」と呼ばれるようになってしまった。喜んで良いのかどうなのかイマイチわからないが、広がってしまったものは仕方がない。それにしたって、体力勝負の人間をなごみキャラとして扱うボクの職場は、度量が大きいのか、それとも感覚がおかしいのか、僕本人がずれているのか。それも、どうでもいいような気がしてきた。

 僕の職場にも、少しづつ忘年会とか、クリスマスとか、年賀状とか、そういう年末の匂いがしてきたが、いかにこれを平常心で乗り切るか。いかに運動量少なく乗り切るか。あるいは、いかにうまく充電をするか、それである。電池切れ寸前まで追い込まれても、そこでダウンするわけにはいかない。牛肉の力を借りて、どれだけ殴られても、それを糧に這い上がっていくしかない。そうしないと、僕は前に進めないし、いつまで立っても他人に迷惑をかけつづけることになるのだ。

2001年10月31日   節制生活

 電話も食事も、コンビニ通いも控えようと決心した。生活にハリがなくなるかと思ったが、意外とそうでもない。なんとかなるものだ。半月もこんな生活をしていれば僕は今ごろいくらの貯金があるだろう。すっかり浪費家になっている僕。

 だいたい朝から珈琲一杯。昼も珈琲一杯。夕方ちょっと贅沢に珈琲一杯。晩飯。それ以外、お金も使わなきゃ、口にもしない。どれだけ楽しみがなくなるのか、と思っていたがそうでもない。どうも電話も食事もコンビニ通いも、なければないでなんとかなるらしい。この手のささやかな楽しみってのは生活の支えであって、思い出として残ったからといって「今日は充実した」とかそういうふうにはなってくれないらしい。なるほど、ジュディーアンドマリーが、それだけじゃおなかが減る、といっていたが、そういうことなのだ。

 朝に珈琲飲んで出勤、それなりに働いて休憩、午後猛烈に働いて休憩し、さらに鞭打って働いてかえって食事風呂睡眠。ここに食事とか、電話とか、コンビニで買ったジュースとか、そういうのは潤いにはなっても、働き甲斐にはならないのだ。そう知るとガッカリする。今まで嬉しそうに飲んでいたジュースとかも、ボクの幸せの要素としてはそのときだけのものであって、僕にとってなくてはならないものではなかったのだ。人間、その程度の楽しみなら、なくてもいっしょなのだ。

 それを知ってしまった今、これからも節制生活は続けれるだろう。しかしながら、僕は、どうでも良いことがどれだけか意味のあるもののように思いたいから、節制生活はきっと続けないのだろうと思う。そのときだけおいしい、というようなジュースでも、きっとその後のボクの何かを形作っていると信じたいのである。そのジュースのおかげで、実は頑張っていると思いたいのである。

 なぜなら、僕には、それぐらいしか、甲斐がないからだ。

 ちょっとした楽しみのために生きている、そう思えば、ちょっとの楽しみでも十分幸せと思えるような気がする。

 

 さいきんのぼくの好きな曲は、奥田民夫の「愛する人よ」と、ミスターチルドレンの「雨のち晴れ」。僕はどうしても、自分を頑張っていると思いたいらしい。だって、頑張っていると思わなければ、これから頑張れないじゃない。甲斐がないじゃない。

2001年10月29日   無駄使い

 いつものように昼に起きる。仕事の休みは、休みの日。体を休める休みの日。とはいえ、体調も戻りつつあるので、寝てばかりいるわけにも行かない。やらなきゃいけないことがたくさんある。オイル交換、靴の買い替え、適度な運動、そして勉強。

 オイルを二万キロ走って一度しか変えてない。さすがにマズイと思ってイエローハットにもっていった。一木君を連れて行ったら、ホイールを見ている。なんでも、スタッドレスタイヤを、アルミホイールでつけたいそうである。すこぶる取替えがめんどくさそうだが、他人のことなのでほおっておく。オイルの取替えは、結構時間がかかった。月曜日だからか、人が少ないのかもしれない。ボクの車はトヨタだが、日産のステッカーが売っていたので買うかどうか思案した。日産のつづりはNISSANだが、ひっくり返すと、NSSINになる。ちょっと心ひかれるものがある。が、なんか人を怒らせるかもしれないのでやめておいた。オイルはちょっと良い物を入れる。古い車だから、多少いたわってやる。どうせまたオイルを変えるのは相当あとになるし。

 車はいつものように関市のGMSマーゴに。ここで靴を買った。相当良いビジネスシューズを買って、疲れないようにしようと思っていた。私の靴は壊れてしまった。そこが磨り減ってつるつるのぴかぴかになってしまっているのだが、やわらかくなって履きやすい。だから、いい靴を買って、ますます軽い動きに、と思っていたが、どうもやわらかいビジネスシューズというのはそうないらしい。柔らかいくつといえば、そこのうすーい、えせ革靴ぐらい。これでは寒い。そのうえ、疲れるだろう。仕方がないので、Drアッシーという、甲斐性無しの男みたいな名前の靴があったのでそれを買った。足に引っ掛けてアッシーなんだろうが、アッシーはない。人間的に情けない語感がある。ともかくも、良い靴を買おうと思っていたが、結局安く上がってしまった。

 ういたお金で遊びに行く。カラオケとか、ボウリングとか。ボウリングはついにアベレージ120まで戻ってきた。もうすぐ130で以前に戻る。そしてこれからは150まで…。頑張ろう。だいたい、ボウリングぐらいしかできる運動がない。疲れすぎている。

 さんざん遊んだが、一木君は疲れたといっていた。僕は休みの日なので、この程度では疲れない、というか、これで疲れるほうがどうかしている。ということは相当僕には体力があるのだが、毎日疲労困憊になって帰ってくるボクの職場っていったいなんなのだろう。

 晩御飯は回転寿司。おいしいものを食べて明日からの糧にする。

 勉強しなきゃなあ…。

2001年10月28日   8万7千歩 

 二日連続で朝が早い。仕事が終わるのが11時ぐらいだというのに、6時おきとかばかりだと体が持たない。眠い目をこすりながら、栄養剤で無理に体を起こし、前の車にぶつかりそうになりながら職場へ。

 車を降りる前に万歩計をつける。昨日は4万5千歩も歩き、レコードを達成した。さすがに今日は歩きたくない、と思っていたら、さんざん忙しかった。なんだろう、これは。午前中からくたくたになり12時の休憩を、と思ったら、休憩時間を14時にすりかえられた。午後から予定人員が間違って一人減ってしまい、ますます忙しい。おまけに、また僕だけが長袖だった。いいかげん、この季節に暑いのはどうにかならないのか、うちの職場は。

 バテバテになりながら、なんとか稼働時間をクリア。そのあとも残務処理が残っている。企画の立ち上げをしようと思っていたら、不具合が見つかって進まず。来週もさんざん忙しくなりそうだ。

 ふと万歩計を見る。4万2千歩。二日で8万7千歩。いったいなんなんだろう。

 明日はちゃんと寝なきゃね。

2001年10月25日    ニイハオ!

 午前7時半。親は旅行に行っていないというのに、飛び起きた。休みの日なのに。寝たのは午前2時半なのに。疲れぎみなのに。とりあえず、おきて歯を磨いて顔を洗ってまた寝る。せっかくの時間がもったいない。眠るときには、自分の仕事のことを考える。

 午前8時半。兄も仕事に行ったというのに目がさめた。休みの日なのに。寝たのは一時間前なのに。どうせ起きても体が安心して動かないのに。とりあえず、起きて歯を磨いて、牛乳飲んでまた寝る。寝るときには仕事の仲間のことを考える。

 午前9時半。電話の音で目がさめた。休みの日なのに。寝たのは一時間前なのに。その上走って電話を取ったら切れていたのに。とりあえず、電話を置いて、薬を飲んでまた寝る。寝るときには自分の仕事のことを考える。心のそこから休めない。

 午後1時。ちょうどいい時間に目がさめた。休みの日にはこれぐらいに目がさめないと体が持たない。寝起きにご飯でいきなりどんべえのてんぷらそば。それにうどんをゆでて、一緒に温泉タマゴを作って替え玉にして月見うどんにして食べる。どんべえのお湯を沸かしながら風呂の水を抜き、うどんをゆでながらお風呂を洗って、ご飯を食べるとお風呂の水を止めた。ほとんど一人暮らしに戻ったようだが、あのころと比べてからだが重く、あのころと比べてめんどくさい。辻君に電話して夕方から出かけることを告げると、洗い物。済ませるとまた寝てしまった。

 午後五時。十分寝たというのに3時間も寝て目がさめた。せっかくの休みの日なのに。あれだけ寝たのに。とりあえず、おきて辻君に電話する。辻君は、眠いならやめようか、といってくれたが、それでは休みの気がしない。仕事の終わったQちゃんを連れて出かける。

 ご飯はまたわけのわからないところで食べよう、ということになり、江南関線にある、ニイハオ、というラーメン屋で食べた。回鍋肉、ラーメン、餃子というメニューを食べる。なかなかおいしかった。にんにくの入った回鍋肉というのはやられた。Qちゃんはいつもおかしなメニューで撃沈するが、今日もごたぶんにもれていない。一人だけ不味いと言っていた。また食べに行こう。

 ボウリングをしながら、尾口君の話をする。尾口君は仕事を辞めて九州に旅行に行った。いい度胸で、僕にはとてもまねできない。ふと、自分の未来を考えたりする。仕事のことを考えると、結局いやいやながら、危険物取扱い責任者の参考書を買ってきた。それはそれで楽しみではある。

 来週こそ、肉を食べよう。

2001年10月22日   ボウリング日和

 お昼過ぎに目がさめた。休みの日にはいつものことだが、これで毎回調子が狂い、またこれで体が持っている。ボクの健康的な毎日はいったいどこへ行ったのだろう。

 友達に遊びに行く約束をしてもらったのに、あまり行く気が起こらない。これでは人間が腐る、と思って辻君に電話する。すごくいやそうな僕にいやそうに応対してくれた。なかなかやさしい。電話して、決めてしまったらもう行くしかない。着替え終わるころには体の鈍りが取れて、すっかり戦闘モードになっていた。午後二時。辻君はご飯をすでに食べてしまったそうだから、どこかで食事をとらなければなるまい。

 辻君を乗っけて早速関市のGMS、マーゴに行く。マーゴではいつものようにTOTOを買ってお金をおろすだけなのだが、妙に心が弾む。さすが生粋の関生まれの関育ち、典型的な関市民である。だが、結局他に何も買わないでマーゴをでる。お金がない。

 お金がないのにボウリングだけは別腹ならぬ別財布だった。ホームグランド岐阜グランドボウルに登場した僕らは、たった二人でボウリングする。辻君は僕らの仲間うちでは屈指の腕前を誇り、アベレージ160だ。僕は、最近さらに落ちてアベレージ110だが、この日の1ゲーム目は、僕が195を出して圧勝した。ものの、次からは辻君が206を含むアベレージ150プレイで勝負にならなかった。とりあえず、タメ口を利いてくる店員がむかつく。僕はいろんなボールを投げ、まっすぐ、バックスピン、ごろごろと転がすボール、右カーブ、左カーブ、右スロウカーブ、右スライドと多様なボールでやったが、結果的に成果をあげたのは、最初のスピードあるカーブと、最後のごろごろボールだけだった。そのほかでは100を切ったりする始末。一方の辻君はたんたんとストレートでスコアを重ねる。好対照だ。結局11ゲームもやった。腕が痛い。

 晩御飯は各務ヶ原市でどうでもいいような店を発掘しよう、といいながら、どしゃ降りの雨に見舞われてアトムグループ、和食どころ越前でご飯を食べる。店に入った直後、異様なはっぴを着たお姉さんに案内される。変な気分だ。客がいない。

 あまりおいしそうでなかったが、仕方がないので無難にてんぷら味噌煮込みにした。すぐあとに、キャンペーン中のチラシを見つけた。25%オフメニューがあったらしい。馬鹿馬鹿しいことこの上ない。てんぷら味噌煮込みはそんなにおいしくなかったが、そんなに不味くもなかった。が、もう行かないと二人して決めた。同じ値段で、今なら焼肉が食えた。

 今度はおいしい肉を食べようと思う。

2001年10月21日   寒くなってきた。

 あさにはもう寒くなってきた。風邪をひくかもしれない。

 出勤したら、僕が一日休んだ間に、ずいぶんと方針を変えられた。これでは仕事にならない。どうにも気分が悪くて、だれかれとなく、当り散らそうとして、それができるほど気が強くないから、ダンボールにあたって、「まだまだ子供やなあ。」とたしなめられた。人にあたらない分だけ大人なんだよ、といいたいがそんなことは自分の口から言うと子供っぽいので言わないで愛想笑いする。イヤなことを覚えたもんだ。とにかく、あまり機嫌悪そうにしても迷惑がかかるようなので、苦笑いしながら愚痴をこぼす。それはそれで迷惑な話ではあるが。 職場の人に、「人間って面白いんだよ。そのひとは、味方をどれだけ公平に見ようとしても、自分の見方でしか見れないんだから。」とまあ妙に説得力のある言葉をいただいたが、それをどう生かしていいかが良くわからずに、とりあえず頑張ろうとして、からまわる。

 自分がどれだけ頑張っているかなんかどうでも良くて、結局は自分がどれだけ頑張っているかをわかってもらえるかなんだろう。努力というのは、陰でやってこそ美しい、というものでもない。実力は権力に負ける。真実も、権力に負ける。アメリカの覇権主義じゃあないが、強いものが勝ったら、どうもそれについていくのが正しく、正義らしい。それが政治というもので、現在の僕には実力があっても政治力がなかったのだ。また、一般大衆の政府に批判言う人たちも、結局自分が国会議員でもないのにぎゃあぎゃあ行っている時点で、政治力の欠如を自ら露呈している感がある。世を治めるのには、やはり、したたかさだろう。下手な芝居も打たなければそんかも知れない。でも、どうでもいいや。 

 明日は休日。だけど、職場の人の都合で休日出勤することになった。この場合は、給料はおろか、交通費さえも出ない、限りなくくだらない時間だが、まあ、必要とされているだけマシか、とか思ったりする。人生、なるようにしかならないもんなァ。しばらくだらだらしてみたけれども、あんまり変わらないみたいだ。もうちょっとだけ頑張ったほうがいいかもしれない。とか思いながら、家路に着く。

 家に帰ると近鉄が勝っていた。打ち勝つ野球とはなんとおそろしいものか。

 明日はいいことがあるとイイなあ。

2001年10月18日   牛肉大サービス

 朝一で出勤して、全開で働いていたら、午前中にもうくたびれた。みんなに迷惑をかけたとお礼を言うと、逆にお礼を返されるような人間になってしまった。どうも見かけが不憫らしい。疲れて頭がボーっとしているのがみんなが見てわかるらしく、必要以上に心配してくれる。そんなこといったって、カギ明け登板の日はいつでも寝不足だ。頭の中がどうしようもなく冴えない。

 物事を思いついてはすぐ忘れ、また思い出す。狂牛病にでもなったかと思うほど、頭の回転が鈍く、記憶媒体が壊れている。どうにか風邪の症状も治まったようだし、まずは働いて、終業時間を待つ。忙しい毎日だが、けして同じ事の繰り返しではありえない仕事をしているのが身の支え。それなりにやりがいがあるのかもしれない。

 家に帰ると晩御飯がなかったので食べに行く。電話代がかさんで今月も金欠だが、食べないことには元気が出ない。いつものように尾口君とトマオニに行ってご飯を食べる。メニューはいつものようにシェフサラダ。グラタンを食べたいがために、オムライスも食べた。今の時期だからといって安くもならないけど、牛肉のハンバーグも食べた。オージービーフは安全らしい。牛肉はむしろ今の時期が一番安全なんだろうと思う。

 機嫌が良かったので、そのまま高速道路に乗って夜食を食べた。いつもならきつねきしめんを頼むのだが、なんとなく牛肉うどんにしたら、兄ちゃんの気前が良くて、牛肉を大量に入れてくれた。それにしたって入れすぎだ。牛肉在庫がかさんでいるのだろうか?すっかりくどくなってしまっているのが残念だが、高速道路の牛肉うどんはいつだっておいしい。間違いなく、輸入牛肉だから、危険だけれど。

 その後コンビニに降りて、四コマ談義に花を咲かせる。最近の一押しはさとうゆうこだ。といったら、結構立ち読みで気に入ってくれた。なんとなくでも、いいものは見つかる。なんとなくだから、よく感じるものもある。感覚は、たとえ自分のものでもいつも違っていて、難しい。だから、こういうところで、何かいいものを見つけながら、平衡感覚を保っていくしかないんだと思う。それがボクの場合、スポーツ観戦であったり、マンガ鑑賞だったりする。明日は映画を見に行こう。そういえば最近本を呼んでいない。

 忙しいのにかまけて何もしていない自分がいる。疲れているからで気ないし、無理をする必要はないけれど、疲れてなければ出来ないこともあるはず。今のうちにいろんなものを感じていこう。

 明日も良い日だとイイなあ。

2001年10月17日   今日も雨だった。

 昨日飲んだ酒が思い切り残った状態で目がさめる。発泡酒一杯で頭が痛い。

 朝からキーパンチと肉体労働でしっかり働く。どうでもいいが、暑い社内で、僕だけが長袖だ。どうにも手が抜けないらしく、顔は厳しいが、なるべく人に意識させないように、言葉がのほほんとしているので人からさんざんどうでも良い仕事を頼まれる。仕方がないから右から左とそれを片付ける。「すぐやってくれるから助かる。」とお褒めの言葉をいただいた。どうでもいいが、僕だけが長袖だ。

 すっかり気を良くしてのほほんと仕事をしていたら、「山中さんみたいな性格になりたい」といわれた。これは素直に誉め言葉と受け取っていいのかどうか。要するに、僕は苦しいことを知らない怠け者なのかもしれない、そう思ったら、やっぱり手なんか抜けないと思った。もともと間抜けで、マジメなだけがとりえな人間なんだから、ちゃんとやらなきゃいけない。そう思って必死こいて仕事していたら、夕方にはおおよそ仕事が終わってしまった。雨が降っているため、ヒマだ。僕だけが長袖だ。いつもの、日の出るような忙しさが嘘のよう。こんな日もある。体調もいいし、金曜日には映画を見に行こう、と思ったりする。

 そうやって終業時間も過ぎると、すっかり体調が悪くなった。思い切り風邪。鳴るような頭痛、明らかに昨日の酒と、今日の雨のダブルパンチだ。その上、僕だけが長袖だった。金曜日の映画は、ちゃんと見れるのだろうか。そんなことを考えながら、倉木麻衣のCDを聞きながら家に帰る。

 晩御飯は、茶碗むし、すっかり寒くなってきた。そんな家では、僕だけが薄着である。すっかり季節感がなくなってしまう。せめてからりと晴れてほしいものだ。

 夜にはG氏から電話がかかってきた。やっぱりこの人は面白い、と思いながら、さんざんくだらないことを話す。

 totoの3等が当たってガッカリ。8000円買って1600円帰ってきた。1等36万は惜しかった。当てれないことはなかった…。またも立て目だった。失意のまま、顔は笑って、今日も眠る。明らかに風邪ひいて頭が痛いから今日も早く寝よう。

 明日も良い日だとイイなあ。

2001年10月16日   雨が降った。

 朝8時に時計を見てビクっと飛び起きる。うわ、遅刻、と思ったら休みの日だった。朝っぱらから景気が悪い。もう一度寝ると、12時に母親にたたき起こされる。焼きそばが出来たから食べる。

 食べた後すぐ寝る。起きたのは3時。本当に景気が悪い。

 とりあえず尾口君に電話して出かける。尾口君はあった直後から、ストップひばり君の歌を歌っていた。景気が良い。

 早速市内のGMS、マーゴで買い物。店に入ったらいきなりパソコン屋が閉まっていた。見ると完全閉店らしい。だいたいGMSにパソコン屋を入れること自体が間違っているが、それにしても景気の悪い話。いきなり閉めるなんてもったいないことをする。市内のカーマホームセンターは今日も閉店セールで営業していた。いつもは他の店に負けているが、最近は大入り。パソコンやも関店以外では儲かっているんだから、ここで方在庫を処分してキャッシュフローをあげればいいのに、と思いながらも早速買い物する。

 今日はトトを8千円ほど買い、トマオニでメシを食う。メニューはカツ鍋定食と、ラザニア、そしてシェフサラダ。やはりトマオニのシェフサラダは最高。とろりと生ハム、ふわっと蒸し鶏に、あのレタスのシャキシャキ感。しゃりっとアスパラ、クリーミーにゆでたまご。完璧だ…。

 そしてそのあとボーリング大会。すっかり疲れ気味のため、アベレージもついに110ぐらいまで落ちてきた。だんだんコツを忘れつつあるが、それでもやっぱりボーリングは楽しい。今度はアベレージ120。少しづつあげていこう。

 こういう休日があるとまた明日からも頑張れそう。明日は良い日だとイイなあ。

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