攻め  テレサテン喫茶店編。

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比較的実践しやすい、喫茶店での攻めを紹介しよう。

 

「ホット一つと、あと、ホット2つ。」

攻め度  58%    ランク 守り

 ホット三つたのめば良いのに、いちいち二回にわけてたのむ、初歩的で作者がよく使う攻め。店員さんのノリがよければ、「ホット一つと、ホット二つですね、かしこまりました」とか、「あわせてホット三つでよろしいですか、それとも別々でお持ちしますか?」などという会話が楽しめ、店員さんが新人さんだと、「え、あ、えーっと、ホット二つでよろしいんですか?」とか聞いてくる。これも初々しくて良きかな。

「えーと、ホットと、熱いコーヒーと、あと温度の高いやつください」

方言で行って攻め度 71%    ランク 攻め

 うちのおやじが使う攻め。しかも方言で行う。「ちょっとねえさま、ホットと、ぬくてえやつと、あっついやつもらえるかしゃん」などとやれば、だいたいの者が笑顔で対応してくれる。作者のおやじは作者より攻めレベルが高いといえる。

「すいません、塩化ナトリウム下さい」

 攻め度 68%  意地悪度 83%   ランク 攻め

 これもうちのおやじが使う攻め。若い人なら、笑いながら塩をもってくるが、ちょっと年がいった人だと「え、あ、何ですか」と聞いてくる。そこへ重ねて、「塩化ナトリウムくんさるかね」というのである。店員さんはパニックに陥る。どうかすると、「お客さんそんなもん飲んだら死んでまうがね」と、いう人もいるとか。この場合店員さんの方が攻め度が高いか?塩なめて死ぬ奴はそうはいまいて。

「ここの喫茶店ってチェーン店なんですか?」

 攻め度 83% 店員理解度 31%   ランク 一人よがり

 いかにも、ここでしかやってません、という喫茶店で、暇そうにしているウエイターさんにこう声をかける、という、積極的な上級攻め。一緒に来た人も引いてしまう可能性があるので理解ある人を誘うべし。一度だけやってみたことがあるが、「ちがいますヨ」の一言で終わってしまった。非常に突拍子もない行動なので攻め度は高いのだが、店員さんの理解が必要となるであろう。その数字を推定すると、31%。結構低い。

「お勧めのホットコーヒー一つ。」

 攻め度 79% 店員相性関係度 100%  ランク 奇襲攻撃

 別にお勧めでもないであろうホットコーヒーを、かってにお勧めにしてしまい、笑顔で誇らしく言い放つのが、なんともさわやかな中級の攻め。店員さんとの相性がよければ、意外と受ける攻めだが、相性が会わないと「ケッ、くだらねえ」という顔をされる。特にウエイターさんが男だったら、ほぼ確実に受けることはない。が、女性には意外と受ける。

「アイス……ティー下さい」

 攻め度 78%  熟達度 83%  ランク 攻め

 アイス、まで言っておいて、間を置いてからティーを加える作戦。わざとじゃなく、ナチュラルに変更したカンジでやると、店員の笑顔が拝めるが、だからどうした、といわれたらそれまでである。これをわざとらしくやると店員を敵にまわすだけなので注意が必要である。

「アイス紅茶一つ。」

攻め度 21%  流され率43%  ランク 軟らかな攻め

非常によくあるパターンで、アイスまで横文字で言っておいて、紅茶、といきなり方向転換するやり方。よくあるパターンだけに攻め度は低く、流される場合も覆いが、たまにツボに入るウエイターさんがいる。喫茶店では「アイス紅茶」しかできませんが。

比較的よく似た攻め方で「レイコーつまりアイスコーヒー」と解説するやり方もある。この場合はレスカがお勧めだ。ちなみに作者は「レスカ」といって、店員さんに「あんたいくつやね?」と聞かれたことがある。確かに古い言い方ではあるけれども、それはないだろ。若い人には通じないことも多々ありますな。

 

「プリン、あら、どーも…なぁ、だから、あんみつ」

 攻め度94%  熟達度98%  ランク 職人芸

 プリンアラモードとプリン、あれはどうも…をひっかけたなんの変哲もないオヤジギャグだが、店員さんを惑わせようとするととてつもない技量を必要とする。私の友達が一度だけ成功し、店員に大爆笑をもらい、優越感に浸っていた。まさに職人の域に達した高度な攻めである。

 

「ここって食べるものある?あるの、じゃあ、ホット」

 攻め度58%  店員敵に回す率76%  ランク 退却

これをやると、かなりの割合で店員は嫌な顔をする。私も、やらなきゃよかった、と思った(やったんかい)。仕方ないから後からカレーを頼むことになった。結構痛かった。

 

「チョヌンハクセンインニダ、チェテハギェヌンフクイヒョルリテハクキョインニダ…あ、ホット一つ」

 攻め度71%  店員に後ろ指さされ率79%  ランク むなしい…

二人してアジア系の外国語を真似て店内に入って、注文の時だけ日本語をしゃべる高等テクニックで、友達の協力を必要とする攻め。ただ、店員さんは、下がってからリアクションをするものと思われ、その場ではリアクションがなく、かなりむなしいモノがある。お勧めできない。

 

「景気がよくなるケーキ下さい」

 攻め度 33%  おやじ度100%  ランク オヤジ

 クサレオヤジギャグで、某喫茶店で目撃した。こんなオヤジは親に持ちたくない、と思ったら、うちの親父もやっていることが後に判明。その場から去りたかったが、店員さんは不思議と受けていた。「熱いやつとぬくてえやつ」ですでに受けているから、余勢を駆って笑ったのだろう。そう考えると店員さんは箸が転げても笑う年頃の人が良いのかもしれない。

「お勧めのものを下さい」

 攻め度 76%  店員との友好度 86%  ランク 攻め

 店員との親睦がかなり高くなりやすい攻め。その後、メニューを指差し、これはどうなの?とか、すると良いのだが、忙しい時にやると思い切りひんしゅくを買う。 時と場合を選んでやりましょう。

夕方に「モーニング」

攻め度 0%  ふざけんな度100%   ランク 責め

 これをやってみようか、とか考えてみた事があったのですが、良く考えるとただの嫌がらせなのでやめた。友達の友達が、いきなり「モーニングムーン」を歌い出したというネタを聞いてしばらく笑い転げていた事がある。

 

 

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